フリーランスのためのお金の話(主に税金関係)

フリーランス、個人事業者、副業サラリーマン向けに、自らもフリーとなった税理士がゆるゆる綴ります。

どんな税金があるの?

フリーランスに関係する税金としては、所得税、住民税、事業税、消費税、固定資産税、源泉所得税などがあります。

 

所得税

所得つまり儲けにかかる税金です。売上から経費を引いて利益を出して、一定の控除をした後に税率を掛けて税額が計算されます。

確定申告をして、納税します。

 

住民税

所得税が国に払う国税であるのに対して、地方(都道府県・市町村)に支払う住民税です。所得税の確定申告をすることで、住民税の申告も兼ねますので、通常は住民税の申告は必要ありません。

 

事業

こちらも住民税と同様に地方税の一種です。一定の事業を営む個人にかかる税金です。こちらも所得税の確定申告で、事業税の申告も兼ねることとなります。

 

消費税

日本国内において、モノやサービスの消費をすることに対して、モノ・サービスを消費する方が負担する税金です。フリーランスとしては一定の規模以上となることで、事業主として消費者から預かった消費税を国に納付する必要が出てきます。

 

固定資産税

固定資産にかかる地方税の一種です。土地や建物、一定規模以上の事業用の固定資産を保有する方にかかる税金です。土地建物は特に申告する必要なく、地方から通知がくることにより納税します。事業用の固定資産(償却資産)については償却資産申告を毎年1月にすることとなります。

 

 源泉所得税

これは事業主が納税するものではなく、事業主に対して報酬を支払う方で報酬から預かって納税するものです。預かって納税された源泉所得税は、事業主の所得税の確定申告で前払した税金として、納税する税金から控除されます。前払分が多ければ、還付されることになります。

 

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